「本当のプロフェッショナルとは」

  • 2017.05.24 Wednesday
  • 10:07

 

県老施協 研修委員長 後閑善之(特別養護老人ホーム希望館)

 

  今、施設に求められるもの。それは「プロフェッショナル」だと良く言われます。

  先日、ある職員から「プロフェッショナルとは何でしょうか」と聞かれました。私はしばらく考えた後「アスリートにしても仕事をするにしても、不安や自信の無さを人一倍に感じ、その不安や自信の無さを解消するために毎日、目に見えない練習や努力をすること。これが本当のプロフェッショナルだ」と答えました。

  介護の現場においてもしかり。他職種が協働して利用者のために毎日接する中で、それぞれの職種がお互いを認め、切磋琢磨して己の人間性を向上させる。その努力は決して周りには見えないし、決して見せない。時代が変わっても、立場が違っていても、これだけは決して変わらない、いや変えてはいけないものだと思っています。

  新年度を迎え、今年も新しい新規採用職員が入職しました。不安と希望を胸に秘め、利用者と向き合うその姿は、毎年のことながら良い意味での緊張感をもたらしてくれます。新人だろうが、ベテランだろうが、経験年数関係なく報酬をもらう立場であれば利用者のために、真の「プロフェッショナル」を目指さなければならない。私も含め、これからも職員たちへ伝え続けていきたいと改めて感じています。

 

『福祉のポジティブ3K〜感謝、感動、感激』

  • 2017.04.01 Saturday
  • 08:30

           県老施協 総務委員長 村上 忠明(特別養護老人ホーム永光荘)

 

 先日、全国社会福祉協議会 政策委員会のリーフレットが届いた。

 福祉人材の確保、育成、定着の取組みが表明され、表題の『福祉のポジティブ3K〜感謝、感動、感激』は、キャッチフレーズ。

 2013.JULYのこのコラムで、人材難の中、この仕事を選択してくれた若い子たちに少しずつ成長していくゆとりを認めて欲しい。

 2015.APRILのこのコラムで、その時新人だった職員たちは、利用者を先生に、利用者とともに笑い、時に口惜しさや悲しみの涙を流し、一歩ずつ成長し、成人式を迎え、利用者の方々に祝ってもらった。と書いた。

 その職員たちが、介護福祉士取得のため国家試験を受験した。

 今回から受験資格が変更なり、仕事をしながら450時間の研修(通信含む)を受け、こつこつ努力していた。結果は、まだわからないが(掲載時には、出ている。)朗報を心待ちにしている。

 もし、今回結果が悪くても、ここまでの努力は、みんなが認めているし、『福祉のポジティブ3K〜感謝、感動、感激』を体現していることに、胸を張って欲しいと思っている。

 

 次は、高崎市 特別養護老人ホーム希望館 後閑研修委員長です。

 

「特別養護老人ホームって」

  • 2017.03.01 Wednesday
  • 08:30

県老施協 会計 古谷 忠之(特別養護老人ホームユートピア広沢)

「地域包括ケアシステムと特養との関わり」について、施設長研修会で発表することになり、いろいろと考える機会をいただきました。

地域包括ケアシステムという言葉には特養という言葉が似合わない気がしていました。家と施設という関係で対極にあるイメージを持たされていたような感じでしょうか。でも、特養は施設でありますが、入居されてくる方々には、引っ越して来てもらうという言葉を日頃使っています。日々介護が必要な状況になったから、介護がついた家に引っ越して来た訳です。住人が希望しなければお部屋(ベッド)を移動することもありません。日々の生活も住人の希望を優先します。24シートでも、住人のできること(やること)を把握し、お手伝い(支援介護)することを決めます。また、できる方は、洗濯物を畳んだり食器を洗ったりしてくれています。そこには、いろいろな職種の方が関わり、様々な会議があり、それをコーディネートするリーダーもいます。

こんなことを考えると、地域包括ケアシステムで言われる「自助」「互助」「共助」「公助」が特養の中にあるわけで、地域包括ケアシステムを推進するには、特養が頑張ることかもしれません。

今さらですが、こんなことを思いました。

でも講評では、地域包括ケアシステムの中心は小規模多機能だそうです。また、特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人の役割は、行政が迅速に対応できない地域の困りごとへの迅速な対応と低所得者対応にあるとおっしゃっておられました。

いろいろと考えさせられます。