「人生100年時代」

  • 2017.10.01 Sunday
  • 08:30

県老施協 老人デイサービス委員長 狩野浩之(みずべの杜デイサービスセンター)

 

人生100年時代構想会議が立ち上がる今の時代に、今後私達が覚悟しなければいけないのは「人生は100年を考える」ということです

 今現在の日本人の平均寿命はすでに(男性81歳、女性87歳)まで生きる時代になっています。寿命の伸びは今後も続くと見込まれ、2007年生まれの日本人の50%は107歳まで生きられると予測されています。

 すでに3040代は、自分の人生は90歳以上があるのだと考えておくべきですし、今の20代は、100歳以上もありうると考えておくべきだと思います。

人生100年時代は、老後の心配も増えます。今なら65歳引退が多いですが、35年も老後があることになるからです。 

 10年の老後なら、倹約して「余生だねえ」とのんびりしていればよかったのですが、35年の老後は長すぎます。飲み食いだけは困らないといっても、それだけで35年は暮らせないはずです。

 人生100年時代についての処方箋はまだ確立していませんが、

今までと同じではダメで、お金がたくさんあれば幸せなのではなく、稼いだお金を有効に使って、人生を通じた幸福度を高められるかが

これからのカギではないでしょうか?方法として?

 

・現役時代を長くする:7080歳までしっかり稼いで老後を短くする。楽しめる仕事を見つけ、稼げるスキルを持つ。

・老後に備えて貯める:現役時代にしっかり貯めて、老後の取り崩し資金を増やしておく。

・堅実に老後を暮らす:現役時代と同じ消費生活をするのではなく、使うお金のメリハリをつけ老後の出費は堅実に行う。

 やっぱりお金が必要なのでしょうか?

しかし、長すぎる人生、無気力で無感動な100年では面白くない。むしろ些細なことにも楽しみを見いだしたり、ときどきご褒美のように自分にサプライズを与えたり、新鮮な驚きを得る為いろんなところに飛び込んでみたり、人生には工夫が必要です。

 20歳のときには思いもしなかった楽しさを40歳で見つけたり、70歳から新しい友人関係や趣味を楽しめる人は、「人生100年時代」を謳歌できることでしょう。

 さて、私たちに出来る事は何でしょうか?楽しいワクワクする老後が待っていますか?そんな老後が良いですね

「新しい命を思う」

  • 2017.09.01 Friday
  • 08:30

                    県老施協 軽費・ケア副委員長 湯澤文昭(ケアハウスパノラマ)

 

 個人的な思いで失礼します。今年5月もう諦めていた待望の初孫が誕生。通常臍帯血は3つあるそうですが、2つしかない状態で命の危険があるとういうことから急遽手術で取り出すことになり、取り出したときの体重は1,015g、NICUに入っているが母子ともに無事ということで少し安堵。遠方に住んでいるためやっと1週間後保育器に入っている本当に小さい赤ちゃんを見たときは、一生懸命生きようとしている姿に感動ともいえる思いがよぎるとともに頑張れと心から祈った次第。それから3カ月の間夫婦ともによく頑張ってくれ、母親は毎日母乳をあげるため病院へ通い大変だったと思う。先日、2,500gで退院となりやっと初孫を抱くことができました。ただ、喜んでばかりいられないのが、幾つか支障があるということで、心臓に小さな穴、尿道下裂という聞きなれないトラブル、この子にはまだこれから乗り越えなければいけない山谷がたくさんあるけれど、とにかく元気に育って欲しいし、自分にできることは精一杯応援したいと思う次第。

 平均寿命が延びた今、平均余命ということを考えると、この子が20歳になったとき自分は83歳、果たして生きているだろうか。生きていても自分の力で生活できているだろうか。ふとそんなことも考えるようになってきた今日この頃。

  当法人では前橋市より受託の介護予防事業にも以前より積極的に取り組んできました。お年寄りが元気で、できるだけ在宅でその人らしい生活がし続けられるよう支援してきました。平成28年度は延べ2,000人以上の参加を頂き、運動、口腔、栄養のカリキュラムで介護状態にならないようしっかり取り組んでいただきたいことを啓蒙してきました。元気なお年寄りに共通して言えることは、とにかく良く笑う、よくおしゃべりする、週一回教室に参加していただくことで、外出機会も増え、生きがいもできたと話される。体操をすることで体が動くようになった。いろいろな意見をいただくとやってきて良かったと思う。自分ももうすぐその年代、孫のためにももう少し元気でいたいと思う。

「役割を終えて・・・」

  • 2017.08.01 Tuesday
  • 08:30

     

     県老施協 特別養護老人ホーム委員長 忠地久美子(特別養護老人ホーム菱風園)  

                               

 100歳をすぎても現役の医師を続け、高齢者が活躍できる社会の在り方などについて提言を続けた文化勲章受章者の日野原重明さんが18日朝、105歳で亡くなられたと、新聞やテレビなどでその死を悼む報道があった。

 日野原先生は長年にわたりわが国の医療の向上に多大な貢献をされ、同時に国民の健康増進や生き方についての提言など幅広い功績を残されました。

当園でも、措置の時代から19年間入所されていた利用者様が亡くなられた。

入所されたときは60歳代でしたが、寝たきりの生活で車椅子への乗車も嫌がられ、殆どベッド上で過ごされていた。全てにおいて好き嫌いがはっきりしており、介護の不満、食事の不満、衣類の不満を常にぶつけており、新採職員は、この利用者様の辛い洗礼を受け、それを上手く乗りこえることがまず介護職員としての第一歩と思い学ばせていただいていた。今月に入り、発熱し、痰のからまりもあり、そろそろ低空飛行の時期なのか?と思われた頃、各棟各部所の職員が見舞いに訪れるようになった。「理不尽な言葉の攻撃を受けて、何回も悔し涙を流していたが、気持ちが通じ合えた時のあの爽快感は、この仕事を続けていけると思えた瞬間だった」など皆それぞれの洗礼事例を持っている。

ホールでは、にぎやかに誕生会をしている最中、眠るように息を引き取った。

利用者様は、その身体を全て私たちに託し、学ばせて下さっている。

今まで一人で排泄ができたのに、一人で歩けたのに、食事もできたのに、できなくなることの喪失感、不安感は幾ばくか?想像を超えるものだろう、常に正直に感情をむき出し、不満感を伝えてくる状況は、日々の介護の中で、相手の立場を想像出来る感性の育成に貢献して下さいました。

 日野原さんの死を世界中の人たちが、悲しみ惜しんでいる。

介護職員としての感性の育成に貢献して下さり、来世へと旅立たれたMさんの死も私たちにとっては同じような重みがあり、どんな言葉でも言い表すことができません。

 役割を終えて旅立たれたお二人の魂の平穏を謹んでお祈り申し上げます。

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