「新しい命を思う」

  • 2017.09.01 Friday
  • 08:30

                    県老施協 軽費・ケア副委員長 湯澤文昭(ケアハウスパノラマ)

 

 個人的な思いで失礼します。今年5月もう諦めていた待望の初孫が誕生。通常臍帯血は3つあるそうですが、2つしかない状態で命の危険があるとういうことから急遽手術で取り出すことになり、取り出したときの体重は1,015g、NICUに入っているが母子ともに無事ということで少し安堵。遠方に住んでいるためやっと1週間後保育器に入っている本当に小さい赤ちゃんを見たときは、一生懸命生きようとしている姿に感動ともいえる思いがよぎるとともに頑張れと心から祈った次第。それから3カ月の間夫婦ともによく頑張ってくれ、母親は毎日母乳をあげるため病院へ通い大変だったと思う。先日、2,500gで退院となりやっと初孫を抱くことができました。ただ、喜んでばかりいられないのが、幾つか支障があるということで、心臓に小さな穴、尿道下裂という聞きなれないトラブル、この子にはまだこれから乗り越えなければいけない山谷がたくさんあるけれど、とにかく元気に育って欲しいし、自分にできることは精一杯応援したいと思う次第。

 平均寿命が延びた今、平均余命ということを考えると、この子が20歳になったとき自分は83歳、果たして生きているだろうか。生きていても自分の力で生活できているだろうか。ふとそんなことも考えるようになってきた今日この頃。

  当法人では前橋市より受託の介護予防事業にも以前より積極的に取り組んできました。お年寄りが元気で、できるだけ在宅でその人らしい生活がし続けられるよう支援してきました。平成28年度は延べ2,000人以上の参加を頂き、運動、口腔、栄養のカリキュラムで介護状態にならないようしっかり取り組んでいただきたいことを啓蒙してきました。元気なお年寄りに共通して言えることは、とにかく良く笑う、よくおしゃべりする、週一回教室に参加していただくことで、外出機会も増え、生きがいもできたと話される。体操をすることで体が動くようになった。いろいろな意見をいただくとやってきて良かったと思う。自分ももうすぐその年代、孫のためにももう少し元気でいたいと思う。

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