「ありがとうの木」

  • 2018.03.01 Thursday
  • 08:30

県老施協 副会長 信澤 真由美(特別養護老人ホーム川場春光園)

 

普段、何気ない会話であっても、相手から「ありがとう」と言われると嬉しく、自分からも「ありがとう」と伝えると、とてもあたたかな気持ちになれます。

「ありがとう」の語源は漢字で書くと「有り難し」で、見てのとおり「有るのは難しい」=「めったにない」という意味になります。めったにないすばらしいことだと感謝したのがルーツとされています。

この「ありがとう」という言葉は、たった5文字で感謝を伝えるごく当たり前の言葉なのですが、不思議な力があるように感じます。「ありがとう」という言葉ひとつで、コミュニケーションも双方向になる、まさに“魔法の言葉”なのです。

当法人では「“ありがとう”を大切に」を理念に掲げて、ご利用者様から「ありがとう」と仰っていただけるように、また、スタッフ間でもともに学び成長し「ありがとう」と言い合えるグループを目指しています。この理念に適うよう、「ありがとうの木」という取り組みをはじめました。

これは、スタッフ全員が葉に見立てた用紙に自分の「ありがとう」という気持ちを文字に描いて、その1枚1枚をひとつの大きな木の絵に貼り付け、1日の仕事の初めにその文字を見ることにより、「ありがとう」の大切さを意識することとしたものです。

その描かれた葉には、どれひとつとして同じものはなく、個性豊かな「ありがとう」で木が生い茂りました。このように、「ありがとう」の言葉に込められる思いは人それぞれですが、「有るのは難しい」=「めったにない」瞬間の、そのひとつひとつの思いに寄り添って応えていくことこそが、「“ありがとう”を大切にする」ということなのだと思います。

私たちの介護福祉の現場には、たくさんの「ありがとう」が存在します。

今日も、どんな「ありがとう」が聴こえてくるのでしょう。そう考えると今日1日が、とても楽しくなってきませんか。

 

スポンサーサイト

  • 2018.10.02 Tuesday
  • 08:30
  • 0
    • -
    • -
    • -
    コメント
    コメントする