「最近のほっとした話・・・」
- 2020.10.01 Thursday
- 08:30
県老施協 生活相談員研究部会 副部会長 柳沢亜矢子(特別養護老人ホーム清風園)
2020年新しい年明けとともに新型コロナウィルスの感染拡大により私たちの生活は大きく変化した。これまでの団欒や絆は密とされ、個の生活となった。群馬県も600人を超える方の感染が確認された。オリンピックを始め、日常の様々な活動や行事も中止となり、なかなか先の見えない状態…そんな沸々とした毎日だが気持ちが明るくなる出来事がある。
私たちの施設に初めての外国人の介護職員が入職してくれたのだ。20代から40代の女性職員3人、みんなやる気に満ちて頑張っている。普段の会話は問題なく、細やかな指示や、やり取りも出来ている。特に認知症の利用者さんへの優しくもさり気ない言葉かけ声のトーンもとても心地がよく、愛嬌もある。
先日、初めて利用者さんの担当となり、ご家族との会話を聞く場面があった。気遣いと堂々とした会話のやり取りにとても心強く頼もしいこと。
「この仕事すごく好き!楽しい!」と明るく笑う彼女を見て、自分も入職したばかりの頃を思い出した。介護の仕事は誰でも出来るけれど心を込めた対応は相手に伝わるもの。きっとこの先、失敗や辛いこと、嫌なことも経験すると思うけど底ぬけに明るい笑顔と根性で乗り切っていくのだろう。
「介護って楽しい!」っていう気持ちを忘れずに頑張ってほしい。出来ればみんなで「来年はハッピーな年に」と願いを込めて、今日も一日頑張っていこうと思う。
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