『自分をみつめる時間』

  • 2018.01.01 Monday
  • 08:30

     介護研究部会長 佐山みどり(特別養護老人ホーム 大泉園)

 

  日々のお仕事で誰もがストレスを抱えている時代ですが

皆さんは自分自身に癒される時間を作っていますか?

ストレスはなくなるものではないため、静かな時間・空間の中で

いかに自分らしく出来るように続けていけるかを考え、見つめ直す

ことが大切だと思うのです。

  私は年2回程度ですが京都へ心の洗濯と題して出かけて

います。大人の修学旅行です(笑)

もちろん京都の響きに憧れ、美味しいものを食べて

お買い物をすることは楽しい旅行です。季節によっても

風景は変わり、街全体の色も違うのです。

春は桜に合わせて行くお寺、夏は新緑のまぶしいお寺、

秋は紅葉のきれいなお寺・・と計画を立てまわっています。

京都へ足を運ぶことで自分の心が穏やかになっていること

に気づいたのです。

  静かな境内、木々の香り、お香の匂い、風の気持ちよさ

その中に自分の身を置いてみて下さい。自然と心が落ち

付き、今の自分を振り返り反省し、これからのことを冷静に

考えることが出来ると思うのです。

 これは私の個人的な思いであるので全員の方にあてはまる

ものではありません。京都へ行かなくても、地元のお寺や山でも

落ち着ける場所はあるものです。

 人は忙しいという理由で自分を見つめなおす時間を取る

ことを忘れているような気がします。どんな機会でも時間

でもいいので、自分を見つめなおす時間を作ってみて下さい。

自然の中に身を置くことが可能ならお出かけをしてゆっくり

とした時間を過ごして下さい。

きっと素敵な自分を探すことができますから(^^

『コラムって…』

  • 2017.12.01 Friday
  • 08:30

                   県老施協 生活相談員研究部会長 中嶋 高志(特別養護老人ホームかまくら)

 

 「じゃあ、中嶋君に相談員研究部会の部会長をお願いしないとね。」と、この春の上司の異動により、急遽引き受けることとなった生活相談員研究部会長の役。

 日頃、施設内での入居者様やご家族様との関わりとは異なり、同業の諸先輩方と共に活動をする機会は、なんとも言い難い緊張感と沢山の刺激になりました。

 そして今回の「コラム」執筆の依頼。30余年の人生で初めてのコラム執筆を経験することとなり、どういったテーマで書こうかと頭を悩ませておりました。仕事の事や、趣味の事など、なかなか書き始められずにいるうちに、そもそも「コラム」とは一体どういった文章となるのか…という疑問に辿り着き、早速調べてみました。

 「コラム」とは、一般的には一定の枠により囲まれた短い評論文。本来「縦列」または新聞・雑誌の「欄」を意味します。ラテン語では「カラム」といい、円柱を指します。日本の縦書きの新聞には横長の余白ができるように、横書きの英字新聞には、縦の余白ができるため、その様が「円柱」に似ていることから、縦に空いた余白スペースを有効的に使って書かれる記事を「コラム」と呼ぶようになったそうです。

 限られた文字数内での文章のため、内容を簡潔に分かりやすく整理し、書き手の思いや考察も盛り込んでいく必要があり、文章構成が要となります。上手いコラムの書き方には、日本の舞楽などの脚本構成で用いられる「序破急(じょはきゅう)」があり、起承転結の4段構成に比べ分かりやすい場面展開が、限られたスペースで書き手の考察を伝える際に効果的な文章構成であるといえるのでしょう。これは、スピーチや会議等においてもとても有効な会話術といえ、分かりやすい状況説明は日頃ご家族様への説明時などでも心掛けたいことです。ご家族様の聞きたい事、施設側の伝えたい事が、入居者様にとって大切なことであればある程、専門的な事は分かりやすく簡潔に伝え、その上でどういった事を望まれるのかをしっかり傾聴できる存在でありたいです。そして、今後どのような生活を送っていただけるのか、一緒にこれからについての考えを深め歩んでいくことで、最期の時までの尊い時間の余白に彩を添え、その方らしい充実した日々を送っていただけるよう支援ができればと、このコラム執筆の機会を通じ改めて感じることができました。

「夢をあきらめきれないおじさん達の甲子園」

  • 2017.11.01 Wednesday
  • 08:30

県老施協 21世紀委員書記 外山 弘樹(特別養護老人ホーム西嶺の郷)

 

  今年は、暑い日が少ないまま夏が終わってしまいましたが、多くの観客に応援されながら熱い場所がありました。皆さんご存じ、高校球児の聖地である甲子園。毎年、自分はこの甲子園の閉会式を見るたび夏の終わりを感じます。

 ところでマスターズと聞くと「ゴルフ」というイメージを持つ方が多くいらっしゃると思いますが、実は野球の世界にも「マスターズ甲子園」というものがあります。これは、2004年から始まり、全国の高校野球OB/OG、性別、世代、甲子園出場・非出場、元プロ・アマチュア等のキャリアの壁をこえて出身校別に同窓会チームを結成し、球児のあこがれである甲子園球場で白球を追いかける夢の舞台を目指そうとするものです。まさに現役当時に甲子園出場を叶うことができなく、夢をあきらめきれないおじさん達がめざす涙、涙のもう一つの甲子園とも言えます。

 毎年、感動を与えてくれるポスターのキャッチフレーズをいくつか紹介します。

2004年 甲子園を目指した200万の元高校球児へ!! 夢、続投。

  06年 46歳じゃない。高校31年生と呼んでくれ。

  07年 試合開始が少し遅れただけだよな。

  09年 野球を裏切らなかった。野球は裏切らなかった。

  10年 人生に甲子園が足らなかった。

  12年 あの夏の宿題、やり残しないか。

  13年 いくつになっても甲子園は甲子園だ。

  15年 甲子園はずっと遠くにあった。ずっと近くにあった。

  16年 プレイボール前から、もうドラマがある。

  17年 勝つことより、負けることより大事なこと。

  どれも思いの詰まった野球馬鹿なおじさんには何ともたまらないキャッチフレーズ。私も2015年に母校の後輩のおかげで出場でき、甲子園のマウンドに立つことができました。参加選手だけでなく、関係者全ての方にそれぞれの思い(白髪頭のおばさんが言ってました。「学生の頃夢だった甲子園のプラカード持ち、今日、夢が叶った」)がそこにはあり、マスターズ甲子園の選手は全員がヒーローとなれる場所。一般の方もボランティアやキャッチボールで参加できます。感動にふれてみたい方は是非、甲子園球場へ。